絵本の読み方

先日日進マママルシェの取材でスタッフの方のお子さんにおむつはずしに関する絵本を読みました。

持って行った絵本3冊どれも興味があったようで
お子さんが選んだ本を順番に読みました。

お家でもお子さんに読む機会もたくさんあると思います。

私は保育士・社会福祉士として実際にお子さんまたは親子に
数え切れないほどの絵本読み聞かせをしてきました。

学生時代に読み聞かせの方法を学びましたが
現場で働いてからもいろいろな絵本読み聞かせの勉強会に参加しました。

そこで学んだことの中で家でもできることをご紹介します。

お家で絵本を読む時に最初から本文を読み始める方もいらっしゃるかもしれません。

実は絵本は表紙から裏表紙まで物語が続いていることがあります。

また何も書かれていない表と裏の見返しもその絵本のイメージで作られています。

表はこれから絵本の世界に入る準備、裏は読み終わった余韻を感じる場になります。

実際に子どもに見せる、聞かせる順番は 

表表紙→見返し→表題紙→本文→見返し→裏表紙→表表紙 となります。

先日読み聞かせた「ゆっくとすっく トイレでちっち」の絵本では以下のような順になります。



こうやってみると物語が続いていることがわかりますよね。

お家にある絵本をこの視点で見てみると新たな発見があるかもしれませんよ。

そして最後に裏表紙を見せてから表表紙に戻り絵本のタイトルを言って終わりです。
本の中には表表紙と裏表紙がつながった絵になっている時があるので
その場合は両方の表紙を広げて見せてあげてください。

表表紙は絵本の顔です。
最初と最後に見せることによってこの絵を覚えて、また読みたいと持ってくるようになります。


横浜の娘から先日上の5歳の兄が下の1歳の子が持ってきた本を読んであげてる動画が届きました。

5歳でもちゃんと表表紙を見せタイトルを読み上げ、見返しもみせて本文を読んでいました。

大人がやっていることを子どもはちゃんと同じように
真似してやっていくんだなということを再確認しました。

お家でお子さんとの読み聞かせ楽しんでくださいね。