イヤイヤ期という言葉

子育て応援団「はぐプラス」です。

2歳近くなると何でも「いやだ」ということが多くなり
現在はそれを「イヤイヤ期」と呼んでいます。


すくすく子育てで助言されていてご存知の方も多いと思いますが
大日向雅美先生がこの言葉の変遷を紹介してくださいました。

古くはその態度・症状を「疳の虫がいる」「疳が強い」と呼んでいました。
身体の中に虫が住んでおり、いろいろと嫌な気持ちを引き起こすという考え方です。

私も子育てしている時に子どもの機嫌が悪いと母が「疳の虫がいるから、薬を飲ませた方がいい」と言って、宇津救命丸を飲むように勧められました。
昔の人はそう考えていたんですね。

40.50年前からは、この時期を「第一次反抗期」と心理学用語が一般的に使われたりしていました。
反抗期という言葉からは、大人にとって子どもが反抗している という捉え方ではよくないということで、次第に使われなくなってきました。

その後10数年前から「イヤイヤ期」という言葉が一般的に使用されてきました。

近年では「魔の2歳児」と言われたりもしています。

それだけ2歳以降のお子さんは大人にとっては対応が難しく、悩ませる存在でもあるということですね。